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Channel: モダン Excel を業務で使うブログ (旧Road to Cloud Office)
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Power BI publisher for Excel (日本語版)のインストール

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Power BI publisher for Excel が、2016年4月7日 公開で バージョン 2.33.3232.21561 になりました。(ダウンロードセンターではこのバージョンが表示されますが、インストールした後で Excel で確認すると、バージョン 2.33.3272.21901 でさらに更新されているようです)

日本語版アドインもあり、そのインストーラーもダウンロードできます。ただ、日本語のダウンロードページから言語設定をせずにダウンロードすると英語版がダウンロードされるので、優先言語を日本語に設定してダウンロードする必要がありますので気を付けてください。

Power BI ダウンロード ページ
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/downloads/

右下に「Power BI publisher for Excel」があります。
そこから Power BI publisher for Excel のダウンロードページに移りますが、日本語のアドインを使いたい場合は、[ダウンロード(32ビット)] のボタンをクリックせずに、[優先言語でのダウンロード]をクリックしてください。


Download Center のページに移るので、日本語(Japanese)を選択して、[Download] をクリックします。



通常は32bit版を選ぶことになるでしょう。ファイル名に ja-JPがあり、32bitという文字があるファイルを選びます。



ダウンロードした msi ファイルを実行します。インストールが始まります。



セットアップウィザードの指示に従い、インストールを完了させます。


Excel を起動すると [Power BI] タブがあり、日本語のリボン コマンドを確認することができます。


このアドインにより、Excel のデータを Power BI サービスで公開・共有する方法が2つになりました。

一つは [発行 – Power BI への発行]から [クラウドに保存] でブック全体を OneDrive や Power BI サイトに保存し、Power BI サイトでデータを可視化するグラフなどのパーツを含むをレポートを作成、レポートのパーツからダッシュボードにピン留めする、これまでの方法。


そして、2つ目は Power BI publisher for Excelアドインをインストールした Excel の [Power BI]タブを使って、ワークシート上のグラフやセル範囲を「ピン留め」する方法。 Power BI サービスにサインインしていれば、そのアカウントで利用できる「ダッシュボード」のリストが表示され、ピン留めするダッシュボードを選ぶことができます。


ブックはクラウドに保存する必要はなく、ローカルPCにあっても Power BI サービスで共有することができます。ただし、その場合は明示的にローカルPC側から 「ピン マネージャー」を使ってピン留めされたグラフなどを更新しないと、Power BI サービス側のデータは最新にならないことに注意してください。


自動更新が必須ではなく、手軽に Excel のデータ、グラフなどを共有したい場合、Power BI publisher for Excel は非常に導入しやすいソリューションですね。

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